離乳食を作るとき
どんなことに気をつけていますか?

月齢に合わせた量・味付け・回数・固さ等…悩むことが多いですよね。
たくさんの注意点がある中、うっかり見逃しがちになってしまうのが原材料の安全性です。

離乳食を作るときに、食材そのものへの添加物や農薬を考えたことがありますか?

お米を購入するときに農薬の量を調べたことはありますか?
大人の10分の1ほどの体重しかない赤ちゃんが口にしたときの影響を考えたことがありますか?

離乳食を調べるように添加物を調べてみてください。
大切な赤ちゃんの食べ物は、いつも安心安全なものを選んであげたいですね。

あなたの懐かしい味、
家庭の味はどんな味ですか?

小さい頃に食べ慣れた味は大人になっても美味しいと感じますよね?
それは離乳食・幼児食の時期に食べていたものがあなたの味覚の基礎となり、心と体にしっかりと刻み込まれているからです。
小さい頃に安心安全で素朴な食事をしていた人は、大人になっても自然な味を美味しいと感じる事ができます。

意識しなくても体に優しい食材を欲することができます。

では、幼少期にジャンクフードなどの添加物で合成的に味付けされたものばかりを食べてきた人はどうなるでしょうか?

その人にとってはそれが家庭の味であり美味しい食事です。
濃い味付け、ジャンクフードを懐かしいと感じ、食べる機会も増えるはずです。

その結果、健康的に暮らすための努力をして食事改革をしなければいけなくなります。

意識せずとも健康的な食事を欲するように、自然の味を美味しいと感じるような味覚を育ててあげたいですね。

本当にその食材は安全ですか?

今日買ってきた食材は安心して食べられるものですか?
商品の裏に表示してある一括表示を見ましたか?
もちろん見たよ!という方。

キャリーオーバーを知っていますか?

キャリーオーバーとは、食品を加工する際に原材料に添加物が使用されていても、表示を免除される制度です。
例えば、蒲鉾には魚のすり身を使用しますよね。
その魚のすり身には日持ちを良くしたり、加水率を高めるためにリン酸塩を加える事があります。
すり身を販売する場合は、使用したリン酸塩を表示しなければいけませんが…
すり身を使用して蒲鉾を作った場合は、蒲鉾を作る際に使用した添加物のみを表示すればよいので『リン酸塩』の表示義務はありません。
これがキャリーオーバーという食品業界のタブーです。

ポストハーベスト農薬を知っていますか?

ポストハーベストとは外国から農産物を輸入する場合、船の中での長期保存のために散布される農薬のことです。
例えば、輸入小麦には何年もも虫がつかないといわれるほどの農薬が使用されています。
輸入じゃがいもに関しては、使用される発芽防止の除草剤が、日本の基準の約1000倍の差で認められています。
このように日本で使用する農薬の検査は格段に難しいのに、輸入される農産物の大部分は検閲をせずに流通しています。 おかしいですよね。

ご存じだったでしょうか?

このようにキャリーオーバーやポストハーベストという表示免除があるということを知っているといないのでは、買い物の際に選ぶ食品の質が変わるはずです。 そして子供の体に入る添加物や農薬の量が違ってくるはずです。

国産の農作物を選び、極力添加物の少ない食品を購入する。
日々の少しづつの積み重ねが月日が経つうちに大きな差となって現れるはずです。
まずは食品表示を確認する癖をつけましょう。

ベビーフードって

忙しいママの負担を軽くしてくれる便利なベビーフード。
これを使うだけでママは本当に楽になります。
でも、そのベビーフードはどんな材料を使い、どんな作られ方をしたのか知っていますか?

赤ちゃん用だからつい安全と思ってはいませんか…?

食品成分の表示をよく見てみてください。

そこには食品添加物が含まれているものがいっぱいあります。
たとえ添加物の表示が無いとしても、原材料の野菜はスーパーで売れないようなB級やC級かもしれませんし、農薬まみれのなのかもしれませんよね。

野菜の原料にまでこだわったベビーフードには必ずそのことが表記してありますよ。

だから、ベビーフードを手に取ったら必ず裏の表示を気にするようにしてくださいね。
かわいい赤ちゃんの体に、少しでも悪いものが入らないように!

食べたものがすぐにその身体作りに使われる赤ちゃんにこそ、美味しく安心安全な食べ物を食べさせてあげましょう。